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野菜のネット販売は利益を伸ばしにくい?農家が”無料サイト”でつまずきやすい3つの理由と、利益を出すための直販サイトの作り方

「丹精込めて作った作物を、もっと多くの人に食べてほしい」
そう思ってネット販売を始めたものの、現実は厳しかった……という農家さんの声をよく耳にします。

  • 「売上の10~20%が手数料で消えていき、手元に残る利益が少ない」
  • 「食べチョクやメルカリで、他の農家の安売り競争に巻き込まれて疲れてしまった」
  • 「注文が入るたびに宛名書きや梱包に追われ、肝心の畑に出る時間が減ってしまった」

もしこのような悩みを抱えているなら、それは作物のせいではありません。単純に「売る場所」と「売り方」が、農産物の価値と合っていないだけなんです。

この記事では、多くの農家さんが陥りがちな「無料ネットショップの罠」と、安売りから脱却して「高単価なブランド」として利益を出すための直販サイトの作り方について、群馬県のWeb制作会社C3.BRAINが解説します。

なぜ「農家のネット販売は利益を伸ばしにくい」と言われるのか?

結論から言えば、「日常使いの野菜」を「プラットフォーム」で売っているからかもしれません。

大手産直サイトやフリマアプリは、集客力がある反面、ユーザーは常に「価格比較」をしています。「トマト1kg」と検索された時、画面にはズラリと全国のトマトが並びます。すると、消費者はどうしても「1円でも安い方」「量が1個でも多い方」を選んでしまいがちです。

これでは、どれだけこだわって作っても、大量生産・薄利多売の大規模農家や、安売りをしている競合に勝つことは難しいんですね。これが「利益を伸ばしにくい」の正体です。

「無料サイト」でつまずきやすいポイント

「手数料が高いなら、BASEやSTORESなどの無料作成サービスで自分の店を持てばいいのでは?」

そう考える方も多いですが、実はここにも落とし穴があります。無料サービスは手軽に始められる素晴らしいツールですが、「利益を出し続ける」段階になると、機能不足が見えてくることが多いんです。

【ポイント1】テンプレートデザインでは「高級感」を演出しにくい場合がある

無料サイトのテンプレートは綺麗に作られていますが、「どこかで見たことがあるデザイン」という印象を持たれることがあります。1袋100円の野菜を売るならそれでも問題ありませんが、1箱5,000円の贈答用イチゴや、こだわりのジュースを売る場合、サイトの印象がとても重要になってきます。お客様は、味見ができません。Webサイトのデザインと写真の雰囲気だけで、「これは5,000円の価値があるか?」を判断することが多いんです。

【ポイント2】「農家特有のニーズ」への対応に制約がある場合がある農家のネット販売には、一般的なネットショップとは異なる特有のニーズがある

例えばのし(熨斗)の細かい設定、複数の配送先への一括送信収穫時期に合わせた柔軟な発送日設定常温・冷蔵の温度帯別配送、天候による発送遅延の案内無料カートサービスの多くは、こうした細かいニーズに標準機能だけでは対応しきれない場合があります。備考欄での個別対応や、お客様とのやり取りで補う必要が出てくることもあるんです。特に贈答用の需要は利益率が高いため、スムーズなギフト対応ができないと、大きな機会損失につながる可能性があります。こうした農家特有の事情に合わせた細かい設定ができないと、お客様とのトラブルになったり、収穫時期に在庫が余ったりしてしまうかもしれません。

利益を出している農家がやっている!「売れる直販サイト」3つの鉄則

では、成功している農家はどのようなサイトを作っているのでしょうか?
答えはシンプルです。「野菜」を売るのではなく、「ブランド」を売っています。

価格競争から抜け出すには「ブランド化」が必要 

無料プラットフォームで失敗する最大の理由は、「価格競争の場」で勝負してしまうことです。

でも、自社サイトを持つということは、あなた自身が「場」を作れるということ。そこでは、あなたの農産物の価値を、あなたの言葉で伝えられます。 

  • この土地でしか作れない品種 
  • 何十年も受け継がれてきた栽培方法 
  • 収穫のタイミングへのこだわり 
  • 生産者の想い 

こうした「ストーリー」が、ブランドを作ります。
価格ではなく、価値で選ばれる、それが利益を出している農家の共通点なんです。

では、どうやって「ブランド」を作るのか?具体的な3つの鉄則をご紹介します。 

【鉄則1】「あなたのストーリー」を言葉にする 

お客様が高いお金を払ってくれるのは、「安全で美味しい」だけでは不十分です。「誰が、どんな想いで作っているか」が伝わって初めて、ファンになってくれます。

サイトに載せたいストーリー

  • なぜこの作物を作っているのか
  • どんなこだわりがあるのか
  • この土地・気候の特徴
  • 何代続く農家なのか、新規就農なのか

難しく考える必要はありません。普段、お客様に話していることを、そのままサイトに書けばいいんです。

「うちの桃は、祖父の代から50年、この土地で作り続けてきました。昼夜の寒暖差が大きいこの気候が、甘くて香り豊かな桃を育てるんです」

こうした一文が、農産物を「商品」から「ブランド」に変えます。

【鉄則2】「最高級品」に絞って贈答用で勝負する

スーパーで買う野菜に送料を払う人は少ないですが、「大切な人への贈り物」には、人はお金を惜しみません。

自社サイトを作るなら、「家庭用のB級品」ではなく、「最高級のA級品」を贈答用パッケージにして販売することを主軸にしてみてはどうでしょうか。

  • 箱のデザインにこだわる
  • のし、メッセージカードに対応する
  • 贈答用の特別なサイズ展開

これだけで単価は1.5倍~2倍になることもあります。「〇〇さんの△△を贈れば間違いない」
そう思ってもらえたら、ブランド化成功です。

【鉄則3】プロの写真とデザインで「高級感」を演出する

ネット販売において、写真はとても重要です。

ただし、「すべてプロに頼まなければ」と思う必要はありません。大切なのは、場面に応じて使い分けることです。

【プロ撮影が向いている場面】

  • トップページのメイン画像
  • 商品ページの「決め」の1枚
  • 贈答用商品のパッケージ写真
  • ブランドイメージを決定づけるビジュアル

暗い倉庫でスマホで撮った写真と、朝日で輝く畑の中でプロが撮った写真。どちらが美味しそうに見えるかは一目瞭然ですね。プロが撮影すると、光の使い方、構図、色味の調整で、商品の価値を最大限に引き出せます。

【スマホ撮影が向いている場面】

  • 日々の畑の様子
  • 収穫作業のリアルな風景
  • SNS投稿用の「今日の一枚」
  • お客様への発送準備の様子

Instagramなどでは、むしろ「自然体」「リアルな雰囲気」の写真が好まれます。スマホで撮った素朴な写真が、生産者の人柄や日常を伝え、ファンとの距離を縮めることもあるんです。

【理想の組み合わせ】

  • サイトの「顔」となる写真 → プロ撮影
  • 日常の情報発信 → スマホ撮影
  • SNSでの関係構築 → スマホ撮影
  • 商品ページの補助的な写真 → スマホ撮影

【スマホでも美味しそうに撮るコツ】

  • 自然光を使う(朝や夕方の柔らかい光)
  • 背景をシンプルにする
  • 真上から撮らず、斜め45度から
  • 余白を意識する

プロ撮影とスマホ撮影、それぞれの良さを活かすことで、コストを抑えながらも魅力的なサイトを作ることができます。高級品を売るなら、サイト全体のデザインも重要。これが、ブランドイメージを作ります。

群馬の農家の皆様、必見!Web制作会社(C3.BRAIN)に依頼するメリット

①私たちが「畑」まで撮影に行きます

これが私たちの最大の強みです。

都内の制作会社に依頼すると、カメラマンの出張費だけで高額になることがあります。C3.BRAIN なら、地元のプロカメラマンが畑まで伺い、サイトの「顔」となる写真を撮影します。

また、日常のSNS投稿用に、スマホでの撮影テクニックもお伝えしています。泥臭い現場の様子 も、洗練されたブランドに変えるデザイン力が私たちにはあります。 

② 「農家専用」の機能カスタマイズ

「常温の商品と、クール便の商品を一緒に買われたらどうする?」「送料計算を地域別に細かく設定したい」など、農家特有のややこしい悩みもお任せください。

Shopifyなどの高機能なカートシステムを使い、あなたの出荷作業が楽になる仕組みを構築します。

③ 補助金の活用相談も

ECサイト制作には、国や自治体の補助金が使える場合があります。

  • IT導入補助金:最大450万円(補助率2/3~3/4)
    → ECサイト構築、販売管理システムなどが対象
  • 小規模事業者持続化補助金:最大250万円(補助率2/3)
    → ホームページ制作、広告費、チラシ制作などが対象
  • 事業再構築補助金:最大7,000万円(補助率2/3)
    → 新分野展開(ネット販売への進出)などが対象

※補助金の内容・条件は年度により変更されます。最新情報は随時ご案内します。

「費用が心配」という方も、まずは使える制度がないかご相談ください。申請書類の作成サポートも行っています。

よくある質問

【Q1】パソコンが苦手なのですが、自分たちで更新できますか?

はい、もちろんです。難しい操作は一切不要で、スマホからブログ感覚で「商品の追加」や「在庫管理」ができるシステムを導入します。畑からスマホで写真を撮って、そのままアップすることも可能です。納品時に操作説明会も行いますのでご安心ください。

【Q2】制作費はどれくらいかかりますか?

ご要望の規模によりますが、私たちでは農家さんの負担を減らすため、「IT導入補助金」や「小規模事業者持続化補助金」の活用サポートも行っています。自己負担額を抑えながら、本格的なサイトを作るプランをご提案しますので、まずは無料相談でシミュレーションさせてください。

【Q3】今使っているBASE(または食べチョク)はどうすればいいですか?

無理にやめる必要はありません。最初は「併用」をおすすめしています。例えば、ご自宅用やB級品は従来のプラットフォームで販売し、利益率の高い「贈答用」や「定期便」だけを自社サイトへ誘導するといった使い分けも可能です。

【Q4】写真撮影だけ、またはロゴデザインだけでも頼めますか?

はい、大歓迎です!「まずはダンボールのデザインを変えたい」「今のサイトの写真をプロのものに変えたい」といった部分的なご依頼からスタートする農家さんも多いです。お気軽にご相談ください。

【Q5】ECサイトを作ったら、すぐに売れますか?

正直に申し上げますと、サイトを作っただけでは売れません。サイトは「お店」であり、そこにお客様を呼ぶための「集客」が必要です。私たちは、SNS運用、Google広告、地元メディアへの露出など、集客面でのサポートもご提案できます。

【Q6】発送作業が大変そうで不安です。。。

発送代行サービスとの連携も可能です。収穫後に商品を発送代行業者に送れば、梱包・配送まで任せられます。農作業に集中したい方におすすめです。

【Q7】保健所の許可や食品表示法の対応は必要ですか?

加工品を販売する場合、保健所の営業許可や食品表示法への対応が必要になります。生鮮野菜・果物の販売であれば基本的に不要ですが、ジャムやジュースなどの加工品は必要です。専門家のご紹介も可能ですので、お気軽にご相談ください。

畑から、あなただけのブランドを作りませんか

「とりあえず無料だから」と合わないツールを使い続け、時間と労力を消耗するのはもったいないかもしれません。

あなたの作った作物は、もっと高く評価されるべきです。

自社の直販サイト(=自分の城)を持つことは、価格競争から抜け出し、あなたの作物の本当のファンを作るための第一歩です。

「ウチの作物でもネットで売れるかな?」

「写真撮影だけでも頼める?」

そんな小さな疑問からで構いません。
まずは、自慢の作物を一番美味しく見せる方法を、私たちと一緒に考えてみませんか?

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